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鎌ケ谷市議会議員 針貝かずゆきの市政日記!

今、鎌ケ谷市でなにが起こっているのか!? タイムリーな話題を最速アップ!

コラム①

街頭にて演説や民主党の政策をお訴えするとき、プレス民主というビラをお配りしているのですが、私も何かコラムみたいなものを書きたいと思い始めた次第です。コラムというには些か量があります。コラム的なものということで……。

駅頭でお配りしているプレス民主に載せたコラムを加筆修正したものです。



 コラム① なぜ議会はあるのか

 支援者の方から、「議員多すぎ、20人にして。そうすれば一億円浮く」という提言を頂きました。同じ日に他の支援者の方からは、「議員は重箱の隅を突くようなことをしないで大局を見ろ。細かいことは行政マンの方が詳しいのだから任せておけ」というアドバイスを頂きました。

 よく議会は「チェック機関である」と言われていますが、三権分立の概念からいうと、議会は立法機関です。本来の自治というものは、自分たちが治める場所に自分たちで「権力」を布くというものです。これが民主主義。民主主義とは王権に虐げられた市民が、いかにして権力の所在を市民に移すかの思想です。多数決原理とは関係ありません。

 先ほどの「権力」は法治主義の国家において「法」と読み替えることができます。議会(市なら市議会)が国家の最高機関とされるのはこのためです。すなわち、市民に選ばれた代表者たちが法(権力)を制定するからです。大統領ですら立法権はありません。議会はチェック機関ではなく、立法機関であることがご理解いただけたと思います。

 さて、ではどうしてかくも度々「議会はチェック機関である」と言われてしまうのでしょうか。行政国家現象が起きているからです。民主党の小沢代表などは、「官僚が政治に手を染めること自体、民主主義に反する」と言っています。民意で選ばれることのない(落とされることもない)官僚や行政マンが、市民を支配する法を立案しているのですから、確かにおかしな話です。でも、これが実情。夜警国家ならいざ知らず、超煩雑化した近代国家において、議会があらゆる法律を立案するのは不可能です。議会は委任立法に頼るしかなく、結果、上程された立案を審議するだけの機関となってしまいます。確かに、「細かいことは行政マンの方が詳しいのだから任せておけ」というのは現在の政治機構からみてある真理を突いています。

 次ぎに、議員の定数ですが、この問題は先日行った、けいじの政治 THE LIVEでも会場の方から「厳しい財政状況の中、議員の定数を減らすべきではないか」というご質問を頂きました。私は以下のような趣旨をお答えしました。
「効率化を追及するなら一人もいらない。実際、前近代や独裁国家に議員(市民が選ぶ代表者)はいなく、それでいて天下太平な場合は大いにある。民主国家において何人が適正かは正直わからない。金がかかるから議員の数を減らすべき、というのは議論が違う」

 一つ確かなことは、議員がいなくなって一番喜ぶのは執行部(行政)です。自分たちの法案が無条件で通ってしまうのですから。故に、今最も恐れられているのは、議会のチェック機能の形骸化です。議会がない、もしくは、形骸化するということは、全権委任と同じことがおこるというわけです。我々議員は立法することもさることながら、行政が上程する議案をしっかりと精査しなくてはなりません。

 こう書いてしまうと、まるで執行部が市民を迫害する権力であるかのように聞こえてしまいますが、昔の西欧の王権ならいざ知らず、現在の我が国などは、執行部の長(市長)もまた、民主的正当性を得ている存在です。ですから、市の職員も公僕といわれるように民主的プロセスの一環です。つまり、議員だけではなく、職員においても、「金がかかるから削減すべき」という議論はよくよく留意すべきだと思う次第です。

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